藪蛇
やぶへび
名詞
標準
文例 · 用例
「のこのこ出掛けて行って、玄関払いでも食わされて大きい騒ぎになったら、それこそ藪蛇ですからね。
— 太宰治 『帰去来』 青空文庫
もうこれ以上殴りすえては、却って、藪蛇になる。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
藪蛇になるようなことを佐古がするわけもない筈だ。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
」 こうなると、這奴をうっかり問屋場へ引渡すのも考えもので、いわゆる藪蛇のおそれがあります。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
見物人が多くなって来たゞけに、今宮さんもいよ/\そのまゝには済まされなくなりましたが、前にもいう藪蛇の一件があります。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
ここで騒ぐと藪蛇だよ。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
うっかり両替屋へ持って行ったら藪蛇だ。
— 菊人形の昔 『半七捕物帳』 青空文庫
」と、藪蛇にならないように簡単にいった。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫