郎君
ろうくん
名詞
標準
young man
文例 · 用例
その旅館(湯本館)には尾崎士郎君の夫妻が居た。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
) 亀井勝一郎君からも手紙をもらった。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
大隅忠太郎君は、私と大学が同期で、けれども私のように不名誉な落第などはせずに、さっさと卒業して、東京の或る雑誌社に勤めた。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
大隅君の厳父には、私は未だお目にかかった事は無いが、美事な薬鑵頭でいらっしゃるそうで、独り息子の忠太郎君もまた素直に厳父の先例に従い、大学を出た頃から、そろそろ前額部が禿げはじめた。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
ただいま友人、大隅忠太郎君から、結納ならびに華燭の典の次第に就き電報を以て至急の依頼を受けましたが、ただちに貴門を訪れ御相談申上げたく、ついては御都合よろしき日時、ならびに貴門に至る道筋の略図などをお示し下さらば幸甚に存じます、と私も異様に緊張して書き送ってやったのである。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
数日後、大隅忠太郎君は折鞄一つかかえて、三鷹の私の陋屋の玄関に、のっそりと現われた。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
谷崎潤一郎君と始めて逢つたのも此所であつた。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
和辻哲郎君がまだ京都にいた頃のことである。
— 九鬼周造 『偶然の産んだ駄洒落』 青空文庫
作例 · 標準
「そこの郎君、少し道を尋ねてもよいかな」と老人が声をかけた。
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旅の途中で出会った郎君は、礼儀正しくもどこか影のある青年だった。
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あの利発そうな郎君は、村一番の秀才として知られている。
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標準
husband
作例 · 標準
「私の郎君は、今、遠い異国へ赴いておりますの」と彼女は寂しげに微笑んだ。
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妻は夫を「我が家の頼もしき郎君」と呼び、深く信頼していた。
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日記には、亡き郎君への尽きせぬ想いが切々と綴られていた。
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