目をかすめる
めをかすめる
表現動詞-一段
標準
to do in secret
文例 · 用例
江戸じゅう残らずの者の目をかすめることができても、むっつり右門だけはできが違うぞッ!
— 耳のない浪人 『右門捕物帖』 青空文庫
美は、飛んでいく鳥が、目をかすめるほど、たまゆらを閃くものであるというのはそれである。
— 中井正一 『美学入門』 青空文庫
○月のすつかり冴えた草生に兵士の中に坐つて談し合つてゐると、しきりに先生のことが目をかすめるのです。
— 折口春洋 『島の便り』 青空文庫
百五十五 単に盗人兇状で、御用役向の目をかすめる手段、或いは足段ならば相当に覚えもあるが、じゃの道は蛇の相当な奴が意地になって、腕にかけ、面にかけて、捕り方に向って来ようというのでは、相手が悪いと七兵衛が考えました。
— 恐山の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
お前気がつかなかったかい」 焚き口の戸は開いたままになっていて、湯殿の窓に近づく為には、その戸の前を通る外に道はないのだから、そこにいた女中の目をかすめることは出来なかった筈だ。
— 江戸川乱歩 『妖虫』 青空文庫
道誉は、直義に会うとすぐ言った、「ご苦戦もさぞと、心はせいていましたが、船手の準備に日がかかり、途中敵の舟陣の目をかすめるなども容易でなく、思わぬ日時を費やしました」と。
— 風花帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
先生にバレないように、授業中にこっそりゲームをしていたら、目をかすめてしまった。
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