幻辞.com

血道

ちみち
名詞
1
標準
blood vessels
文例 · 用例
」「おお、惚れたんだか何だか知らねえが、姫様の野郎が血道を上げて騒いでるなあ、黒百合というもんです。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
ダイナブックが起爆剤となって、各社はいっせいに小型マシンの開発に血道を上げた。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
オレが何をほざこうと、あんたたちはMIS予算の分捕り合いに血道を上げるだろう。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
あの夢中さ加減は仕事の熱心よりも畢竟彼にもサバトの陶酔でなくつて、どうしてあんなに血道が挙るものか、あいつの努力がなかつたら無論今頃纏まる気遣ひもなく、いくら僕だつて六年も七年も同じお経ばかり読み返してゐたのでは、うんざりしてしまつたかも知れない。
牧野信一 ユリイカ・独言 青空文庫
私は慾深爺の顔つきで、今更、斯んな世にも滑稽な事件のために血道をあげてゐるものゝ、私にとつては金塊引上事業や鉱脈発見の苦心者と実にも同然なありのまゝの惨胆さに相違なく、どうやら旋風の絶え間もなく、このまゝこんな村で銑太郎の出現を待ち呆けたならば寒風に吹き殺されて了ひさうだつた。
牧野信一 冬物語 青空文庫
縣會に限らず、一體に選擧騷ぎなんぞに血道をあげるもんぢやないわ。
島木健作 續生活の探求 青空文庫
――他人の中よりはいいわな、何てっても血道だもんなあ」 沢や婆は、又返事をしなかった。
宮本百合子 秋の反射 青空文庫
近所の男 どこがよくてそう日本人なんかに血道を上げるんだろう。
――十四の場面―― 安重根 青空文庫
作例 · 標準
血管は全身に血道として張り巡らされ、栄養を運んでいる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
事故で大怪我を負い、多くの血道が損傷してしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
医者は患者の血道の状態を丁寧に診察した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash