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無試験

むしけん
名詞
1
標準
not taking an examination
文例 · 用例
ロバートなんとか氏の曰く、「一人の邪魔者の常に我身に附き纏うあり、其名を称して正直と云う」芹川進氏の曰く、「一人の邪魔者の常に我身に附き纏うあり、其名を称して受験と云う」 無試験の学校へはいりたい。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
手続(無試験)を済ませて、鶴巻町通りの高島屋支店といふ洋服屋に寄ると、頭髪を綺麗にわけた神経質さうな鋭い眼で、温厚さうな小柄の主人が、何科だと訊ねるので、Lだと答ると、早速ノートを持出して来て自作の詩を朗読し、感想を聞せて呉れと云つた。
牧野信一 文学的自叙伝 青空文庫
昇格問題や徴兵猶予、又は無試験入学に関する各種の運動、又は官私立の区別撤廃といったような叫びが起った。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
その長男の英介は数学の天分が桁外れに抜群で、攻玉社中学を二年から四年へ飛んで卒業すると、海軍兵学校に無試験で入学した。
牧野信一 淡雪 青空文庫
無試験で、一高に入学すると間もなく、文科へ転じた。
牧野信一 淡雪 青空文庫
それまで時をり己が変心を悔いたやうな詫びの便りを寄越してゐた伊藤が、今度中学を卒業し、学校の推薦でK市の高等学校へ無試験で入る旨を知らせて来た。
嘉村礒多 途上 青空文庫
ところが、兄にしてみれば、親の光は七光りを感じてそれを有難く思わねばならぬ理由もあるわけで――というのは、身体が弱いため、無試験で会社にはいったことや、その他、上役の人も兄に対しては、特別な見方で接しているということなど――その反面、親の七光りが迷惑に思われることもたくさんあるわけなんでした。
久坂葉子 幾度目かの最期 青空文庫
われわれのころには、地方の県立中学校に三人とか四人とか割り当てて、無試験で入れる制度があった。
柳田国男 故郷七十年 青空文庫
作例 · 標準
推薦入試のおかげで、無試験で大学への入学が決まった。
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この資格は講習を受けるだけで、無試験で取得することができる。
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一般入試組が必死に勉強している横で、無試験合格の彼は暇を持て余している。
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