呆気にとられる
あっけにとられる
表現動詞-一段
標準
to be taken aback
文例 · 用例
もう、それが五年にもなるかと知り、自分をおもふと呆気にとられるのであるが、この雑誌の成長と、あのころ知合つた人達の上を思ふと、大した時日だつたと考へられるのだ。
— 牧野信一 『〔無題〕』 青空文庫
」 そんな意味のことを母親が洩してゐると聞くと、呆気にとられるだけだつた。
— 牧野信一 『裸虫抄』 青空文庫
おどろきました伊之助、きょろ/\と両人のお若さんを見まわし呆気にとられる。
— 三遊亭圓朝 『根岸お行の松 因果塚の由来』 青空文庫
「いいえ、別段、ヘッヘッヘッ」と、孔明氏が呆気にとられる隙も洒々とぬかしたものだ!
— 坂口安吾 『金談にからまる詩的要素の神秘性に就て』 青空文庫
私は無言、呆気にとられるヤス子を見つめ、そして、ヤス子の手を静かにとって、ゆっくりと甲に接吻した。
— ――ゴロー三船とマゴコロの手記―― 『ジロリの女』 青空文庫
その日、突然呆気にとられる母の顔に苦い思ひをしながら、出発してしまつたのだ。
— 坂口安吾 『二十一』 青空文庫
僕は一段落つくのを待ち、そのとき迄は全然念頭にもなかつたことを急に思ひついて言ひ、婆さんの呆気にとられるのを尻目にサッサと帰つて来たのであつた。
— 坂口安吾 『二十一』 青空文庫
居並ぶ大小名、呆気にとられる。
— 坂口安吾 『黒田如水』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、呆気にとられるについて考えています。
我が社の呆気にとられる戦略は重要です。
呆気にとられるの原理は複雑である。
呆気にとられるという言葉が頭から離れない。