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男節

おぶし
名詞
1
標準
文例 · 用例
鳥谷呉羽之介、大戸片里と露月庵に歓娯する事 緑蔭にほの白く匂う空木の花もすでに朽ち、さすや軒端のあやめぐさ、男節句の祝い日がすぎて、まだ幾日も経たぬある日のことであります。
三上於兎吉 艶容万年若衆 青空文庫
」 勝男節だの、梅干だの、澤庵だのと、戰地の食もののことを女たちは氣にして話しだすやうになつてゐた。
長谷川時雨 日本橋あたり 青空文庫
花井氏とは、わたしがまだ母のところにゐた十五六歳の頃から知り合ひになり、花井氏の長男節雄君が死去した時には私は香爐を持つて葬列に加はりました。
石川三四郎 青空文庫
花井のところには、わたしは十五、六歳の時から出入し、同博士の長男節雄君が死んだときには、香爐を持つてその棺を送つたほどでしたが、この生活難に際しても隨分世話になりました。
石川三四郎 青空文庫