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噛み噛み

かみかみ異読 カミカミ
副詞副詞-と
1
標準
while fumbling one's words
文例 · 用例
ポケツトを探ると干からびたレモンのかけらがあつたので、噛み噛み、どんどんと駆けて行く。
牧野信一 駆ける朝 青空文庫
知らぬ間に野矢駅を通り越して中村へ下つてゐた、グリコ噛み噛み、さらに三里歩いて、暮れかゝる頃やうやく森町に着いた、運よくM屋といふ宿を教へられて泊めて貰ふ、ほどよい宿であつた。
種田山頭火 道中記 青空文庫
かく噛み噛みたるためにや咀嚼に最必要なる第一の臼歯左右共にやうやうに傷はれてこの頃は痛み強く少しにても上下の歯をあはす事出来難くなりぬ。
正岡子規 墨汁一滴 青空文庫
」 やっと書き上げた電報を店員の一人に渡した後、洋一は書き損じた紙を噛み噛み、店の後にある台所へ抜けて、晴れた日も薄暗い茶の間へ行った。
芥川龍之介 お律と子等と 青空文庫
」 男はハムモックに腰かけたなり、もう短い葉巻を噛み噛み、無造作に手紙を読み始めた。
芥川龍之介 青空文庫
お民は又其処を見つけ所に、不相変塩からい豌豆を噛み噛み、ぴしぴし姑をきめつけにかかつた。
芥川龍之介 一塊の土 青空文庫
が、この恐しい倭将の首は口惜しそうに牙を噛み噛み、もとの体へ舞い戻ろうとした。
芥川龍之介 金将軍 青空文庫
この裏切りがなければ、まさしく家康は爪を噛み噛み関ヶ原の露と消えてゐたのであつた。
坂口安吾 家康 青空文庫
作例 · 標準
大事なプレゼンの冒頭で緊張しすぎて、台本が噛み噛みになってしまった。
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「えー、あ、あの……」と噛み噛みで話す彼を見て、会場から苦笑いが漏れた。
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「わわっ、ごめん! 噛み噛みだね、僕」と照れくさそうに笑いながら言い直した。
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噛み噛み(かみかみ) — 幻辞.com