公報
こうほう
名詞頻度ランク #23646 · 青空 70 例
標準
official bulletin
文例 · 用例
――」と彼の暗記しおる公報の一つ、常に朗読というより朗吟する一つを始めた、「敵艦見ゆとの警報に接し、連合艦隊は直ちに出動これを撃滅せんとす、本日天候晴朗なれども波高し――ここを願います、僕はこの号外を読むとたまらなくうれしくなるのだから――ぜひここをやってくださいな。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
だれでも今の公報を読めば愉快だ、それを読んで愉快な気持ちになっておるところなら平凡な事で、別にこの大先生を煩わすに及ぶまいハヽヽヽヽ」「なぜだ、これはおかしい、なぜです。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
二日、旅順陥落公報着したりの号外を手にして仙台市民は、湧きかえった。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
商標公報といふ雜誌の綴を取り上げて見る。
— 木下杢太郎 『京阪聞見録』 青空文庫
かの虚心なる国民――表面の結果のみを示す公報を読むの外又他意なき国民の多数が夢想する如く、勝利はしかく易々たるものに非ざりき。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
……明日から十日以内に、夜の八時から九時の間に浅草区役所の傍の×××バーへ来てください、目標には赤いリボンを羽織の紐につけております、もし来ない時には、貴方の旦那に密告するとともに、「浅草公報」に書かします。
— 田中貢太郎 『水魔』 青空文庫
ある邦の元首大漸の公報に、その詳細を極めんとの用意が過ぎて、下気出る時の様子までも載せあった。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
それを公報に載せて職に尽くせしと誇るは、羊を攘んだ父を訴えた直躬者同然だ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
政府の決定事項は、官報や自治体の公報を通じて国民に正式に周知される。
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今朝の公報を読んで、近所の公園が来月から改修工事に入ることを知った。
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特許庁の公報には、新しく登録された意匠や商標の情報が詳しく掲載されている。
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ウィキペディア曖昧さ回避
公報(こうほう) 工業所有権公報 - 特許庁が発行する特許の内容などを記載した文書。特許公報、実用新案公報、商標公報、意匠公報等がある。 選挙公報 - 選挙に際して都道府県の選挙管理委員会が発行する候補者や政党等の政見等を記載した文書。 鉄道公報 - 国有鉄道当局が発行する日刊の機関紙。 都道府県や市区町村が、条例の公布、規則の公布、告知、公告などを行うために発行する機関誌のこと。地方自治法16条4項は「条例の公布に関し必要な事項は、条例でこれを定めなければならない」としており、これを受けて各自治体では「公告式条例」などの名称の条例を制定しているが、その条例で「条例の公布は公報に登載して行う。」などとなっていれば公報が発行されることとなる。一方、「条例の公布は、市役所前の掲示板に掲示して行う。」などとなっていれば公報は通常発行されない。現状、都道府県レベルでは全ての自治体で公報を発行しているが、市町村レベルでは公報を発行している自治体と、発行していない自治体とに分かれている。また、公報を発行しても一部を掲示板のみに掲示する場合もある(北海道など)。なお、「公報」は「広報」と区別され、「広報」は住民へのサービスとして有益な情報を知らせるために発行される機関誌であり、条例の公布などが行われることはない。
外部リンク
- 国の機関の公報 — 国立国会図書館
- 都道府県公報リンク集
出典: 公報 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0