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もぬけ
名詞
1
標準
shed skin (of a snake, insect, etc.)
文例 · 用例
次に陰性の人は蝉殼蛇の相を現じ、陽性の人は飄葉驚魚の態をなし、中性の人は前の二相を共に交へ現はす。
幸田露伴 努力論 青空文庫
イグアナとヴァラヌス(いずれも蜥蜴の類)と蛇は時々皮|ぎ、不死と罵ったので、人間永く死を免れずと。
田原藤太竜宮入りの話 十二支考 青空文庫
フレザーかようの話を夥しく述べた後、諸方に蛇と蜥蜴が時々皮をるを以て毎度若返るとし、昔この二物と人と死なぬよう競争して人敗し、必ず死ぬに定まったと信ずるが普通なりと結論したが、これも蛇や蜥蜴それから竜が崇拝さるる一理由らしい。
田原藤太竜宮入りの話 十二支考 青空文庫
『類函』四三七に〈『拾遺記』に曰く、方丈の山東に竜場あり、竜皮骨あり、山阜のごとし、百|頃に散ず、その骨の時に遇えば生竜のごとし、あるいはいわく竜常にこの処に闘う、膏血流水のごとしと。
田原藤太竜宮入りの話 十二支考 青空文庫
コラン・ド・プランシーの『妖怪字彙』四版四一四頁には、欧州に蛇がぐごとに若くなり決して死なぬと信ずる人あるという。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
それは只今言った通り蛇の腹の多数の麟板の後端が格子の木の外面にある些細な凸起に鈎り着いて、を損せずに尾を持って引き出し得ぬと判り、格子の外なりし頭を手に入れその方へ引くと苦もなく皮を全くし獲れた。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
無心のすらかくのごとくだから、活きた蛇が穴中に曲りその腹の麟板が多処に鈎り着き居るを引き出すは難事と見え、『和漢三才図会』に、穴に入る蛇は、力士その尾を捉えて引くも出ず、煙草脂を傅くれば出づ。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
英語で蜻にぎ、その鱗甲より虫出で頃刻して蜻を竜甲とも竜孫ともいい敢えて傷わずと載せたを見て、支那でもこの物を竜に縁ありとするだけは解り、その形体|威めしくやや竜に似て居るから竜より生じたという事と想いいた。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫