追いはぎ
おいはぎ
名詞
標準
highwayman
文例 · 用例
しかし、太平の世の中でもまれには都大路に白昼追いはぎが出たり、少し貸してくれなどという相手も出現するから、そういう時にはこれがたちまちにして原始民時代の武器として甦生するという可能性も備えているのである。
— 寺田寅彦 『ステッキ』 青空文庫
いくらの小使い銭を持っているでもないから、追いはぎはさのみに恐れなかったが、犬に吠え付かれるには困った。
— 岡本綺堂 『三崎町の原』 青空文庫
人殺しや追いはぎがあったとか、幽霊が出たとかいうところは一つ残らず知りつくした。
— ワシントン・アーヴィング Washington Irving 『わたくし自身について』 青空文庫
ミラボーは「社会の最も神聖な掟にわが身を公然たる反抗におくためにはどの程度の決意が必要かをたしかめるために」追いはぎを事とした。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
彼は「隊伍のなかで戦う兵士は追いはぎの半分の勇気も要しない」と、また「名誉と宗教とは十分考えた牢固たる決心の邪魔には決してならなかった」と公言した。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
軍艦鳥は、鳥の追いはぎだ。
— 須川邦彦 『無人島に生きる十六人』 青空文庫
おどろくじゃございませんの、ホンの二、三日前の晩に、私の内のすぐ近くで、追いはぎと、そいからあの、乱暴された女の人が、一晩に三人もありますのよ。
— 三好十郎 『その人を知らず』 青空文庫
ちょうどその秋の初めごろまさしくあの夜の前後に、彼が町を徘徊して三人ばかり追いはぎを働いた事実はまだ人の記憶に新しかったからである。
— 上 『カラマゾフの兄弟』 青空文庫
標準
highway robbery