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走り使い

はしりづかい
名詞
1
標準
errand runner
文例 · 用例
インチキ新聞の記者になったり、暴力団の走り使いになったり、とにかく、ダメな男に出来る仕事の全部をやったと言っても決して言い過ぎではないかと存じます。
太宰治 男女同権 青空文庫
そこで巳之助は、よその家の走り使いをしたり、女の子のように子守をしたり、米を搗いてあげたり、そのほか、巳之助のような少年にできることなら何でもして、村に置いてもらっていた。
新美南吉 おじいさんのランプ 青空文庫
そして今はもう、よその家の走り使いや子守をすることはやめて、ただランプを売るしょうばいだけにうちこんだ。
新美南吉 おじいさんのランプ 青空文庫
女中の走り使いなんか、やらされて、たまるものか。
燭をともして昼を継がむ。 花燭 青空文庫
初めはちょうど軒下に生まれた犬の子にふびんを掛けるように町内の人たちがお恵みくださいますので、近所じゅうの走り使いなどをいたして、飢え凍えもせずに、育ちました。
森鴎外 高瀬舟 青空文庫
しかし自分はまだ子供で飯が爨けんじゃったけにイツモ走り使いに逐いまわされたものじゃったが、その当時から婆さんの門下というと、福岡の町は皆ビクビクして恐ろしがっておった。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
この「ゲダイ」というは馬喰町の郡代屋敷へ訴訟に上る地方人の告訴状の代書もすれば相談|対手にもなる、走り使いもすれば下駄も洗う、逗留客の屋外囲の用事は何でも引受ける重宝人であった。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
貴君は世間が広いから、好い縁があらば、どうか、おたのみします」など話しておられる(私はまだ小僧時代であるが、店のことや、奥のことも走り使いをしている時のことで、よくその消息を知っている)。
大隈綾子刀自の思い出 幕末維新懐古談 青空文庫
作例 · 標準
昔の商家では、若い手代が様々な「走り使い」として町を駆け回っていた。
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