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憶劫

憶劫
名詞
1
標準
文例 · 用例
然しお品が死んだ時野田への立ち際がよくなかつたことを彼自身の心にも悔ゆる處があつたので強ひて厭な勘次へ挨拶をして一時なりとも肩身を狹くせねばならないのを厭うて遂憶劫に成るのであつた。
長塚節 青空文庫
彼にはそれもこれも憶劫で仕方がなかつた。
田中貢太郎 あかんぼの首 青空文庫
」 別段、反対する程の積極性もなかつたが私は、彼女がそんな重さうな何々色の布などを遥々と買ひに出かける姿を想像したゞけでも何だか憶劫だつた。
牧野信一 悪筆 青空文庫
私は今これ以上、水に乏しい頭を傾けて物を言ふのも憶劫である。
蒲原有明 詩の將來について 青空文庫