どさり
どさり異読 ドサリ
副詞-と
標準
with a thud
文例 · 用例
それから二三日たって、そのフランドンの豚は、どさりと上から落ちて来た一かたまりのたべ物から、(大学生諸君、意志を鞏固にもち給え。
— 宮沢賢治 『フランドン農学校の豚』 青空文庫
それがさ、一件じゃから耐らぬて、乗るとこうぐらぐらして柔かにずるずると這いそうじゃから、わっというと引跨いで腰をどさり。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
が船が搖れたから、肩を辷つた手が、頸筋を抱いて、もろに、どさりと乘しかゝつた。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
柳原時代の前後、次ぎ次ぎに産まれる妹たちを脊中に縛りつけられ、遠遊びをしたこともあったが、負ぶったまま庭の柘榴の木に登り、手をかけた枝が析れて、弾みで下の泉水へどさりと堕っこちたこともあった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
」 と盤台をどさりと横づけに、澄まして天秤を立てかける。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
」 と黄声を発して、どさり、と廊下の壁に打附りながら、「どこだ、どこだ、さあ、持って来い、座敷を。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
里心のついた振られ客のような腰附で、中庭越に下座敷をきょろきょろと※したが、どこへ何んと見当附けたか、案内も待たず、元の二階へも戻らないで、とある一室へのっそりと入って、襖際へ、どさりとまた胡坐になる。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
」 と卓子の上へ、煙管を持ったまま長く露出した火鉢へ翳した、鼠色の襯衣の腕を、先生ぶるぶると震わすと、歯をくいしばって、引立てるようにぐいと擡げて、床板へ火鉢をどさり。
— 泉鏡花 『朱日記』 青空文庫
作例 · 標準
重い本が床にどさり、と落ちた。
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疲労困憊で、ベッドにどさりと横になった。
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箱からリンゴが一つ、どさりと転がり落ちた。
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