突堤
とってい
名詞
標準
jetty
文例 · 用例
第二突堤より運送船××丸にて出帆す。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
山の麓の灯が次第に迫って来て、突堤でモリナガキャラメルのネオンサインが点滅した。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
ただ一つ、向日葵か、いな、突堤の、線の灯あしだ。
— 北原白秋 『第二海豹と雲』 青空文庫
西日して潮満つるまの夕干潟営み長く蟹ぞつぶやく夕凪の干潟まぶしみ生貝や弥勒むく子の額髪にして西日には蟶むきて居るならし後姿気ぶかき四五の女童女童や我は思へば額髪のかぐろき瞳|此方見あげつ潮くさき突堤に沁むる夏西日音あわて落つるむつごろ影あり註、沖端にては突堤をうろこと云ふ。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
尚「むつごろ」は小さき山椒魚に似たる魚にて、よく潟を走り、突堤の石垣にも登る、前世紀の遺物の由。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
ハレヤ、霞の雲仙、島原は追風の一と潮、風さきの向う突堤は三潴ばの、のうもし。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
潮の關係で、突堤には着けられなかつた。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
潮の関係で、突堤には着けられなかった。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
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突堤 は、海岸と直交方向に沖合に向けて設けられる堤防状の構造物。ここでは海岸侵食を防止するための構造物としての突堤について解説するが、港湾の出入口付近の延長の長い防波堤、港湾の埠頭なども突堤と表現することがある。
出典: 突堤 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0