蛇責め
へびぜめ
名詞
標準
torture in which the victim is bound and placed in a tub of snakes
文例 · 用例
わが邦にそんな実例のあった由を聞かねど、加賀騒動の講談に大槻蔵人一味の老女竹尾が彼輩姦謀|露われた時蛇責めに逢うたとあるは多分虚譚であろう。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
なほ木馬水牢石子詰め蛇責め貢米賃(是は領主が年貢未進の百姓の妻女を拉致して犯したので、英國にもやゝ似たことが十七世紀までも有つて、ペピース自ら行つたことが其日記に出づ)其他確たる書史に書かねどどうも皆無で無かつたらしい殘酷なことは多々ある。
— 南方熊楠 『人柱の話』 青空文庫
なんでもいいからお前さんの知っているだけのことを言っておしまいよ」 世にもおそろしい蛇責めに逢っては、お此もしょせん逃がれる術はないと観念したらしい。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
自分が先き立ちになってお此を責めたのではあるが、蛇責めのむごい拷問には彼女もさすがに驚かされた。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
飛んだことが出来ますよ」 このあいだ両国の楽屋で蛇責めに逢ったことを、お此は身ぶるいしながら話した。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
お此を蛇責めにして、さらにお里を蛇責めにしようとするお絹の残酷な復讐手段に対して、彼の胸には強い反抗心が渦巻いて起った。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
三十六人の情夫を持ったという某の俳優の妻も、許した限りの男の定紋をほりものにして肌に刻んだ莫連者―― 蛇責めにあったという反逆の女性。
— 年魚市の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
時代劇の悪代官が、口を割らない牢屋の罪人に対して恐ろしい蛇責めを命じるシーンがあった。
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古い怪談話の中には、嫉妬に狂った女が恋敵を蛇責めにして呪い殺すという凄惨な描写がある。
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映画の中で、裏切り者がマフィアによって毒蛇だらけの穴に落とされる蛇責めの処刑が行われた。
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