内名
ないめい
名詞
標準
endonym
文例 · 用例
ひばり、こま鳥、うぐひすを飼ふ町内名代の小鳥ずきも、一向他人あつかひで對手にせぬ。
— 泉鏡太郎 『木菟俗見』 青空文庫
相当目方があるべきはずなわきざしを鞘ぐるみしっかと口にくわえて、あざやかな抜き手をきりながら、ご府内名うての大隅田川を一気にこちらまで泳ぎ渡ってまいりましたので、息をころしながら待ちうけていると、だが、不思議です。
— 足のある幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
ケダシ士君子万巻ヲ読破スルモマタ須ラク廟堂ニ登リ山川ヲ看交ヲ海内名流ニ結ブベシ。
— 永井荷風 『小説作法』 青空文庫
すべてそれらのよろこびは、ソヴェト市民の一人一人が一九一七年以来、たえまないめいめいのたたかいを通じて自分たちのものとして築いた社会でつくり出された事情なのである。
— 宮本百合子 『あとがき(『宮本百合子選集』第八巻)』 青空文庫
それに、この姉たちは、いばりやで見え坊で、世界一大金持のようにおもい上がって、ほかの商人たちのなかまを見下しながら、侯爵とか伯爵とか貴族のやしきによばれて、ぶとう会やお茶の会のなかまになることを、この上ないめいよにおもっていました。
— ヴィルヌーヴ夫人 Madame de Villeneuve 『ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)』 青空文庫
作例 · 標準
地理学では、その土地の住民が使用する名称を内名と呼ぶ。
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「日本」は、英語の「Japan」に対する内名である。
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文化を理解するためには、外名だけでなく内名にも目を向ける必要がある。
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