柔道家
じゅうどうか
名詞
標準
judo practitioner
文例 · 用例
前身は解らなかったが、柔道家の娘だという噂を、抱えの姐さんがしているのは真実らしく、丈夫の時には、呑助の親爺が大々した体を小柄の女房に取って組み敷かれたという笑い話もあった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
『有段者』では柔道家の立姿である短躯前方を見つめてゐる。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
この柔道家の意志的な強さといふものは描けてゐるが、僕の考へる理想的有段者といふものは、あゝした人物の硬直と謹厳のみが有段者の全部でないのではないかとおもふ。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
よく吾輩の処へ議論を吹っかけに来る江戸ッ子の若造で、友吉とも心安い、来島という柔道家だったが、これも猿股一つになって、真黒な腕に浮袋を抱え込んでいた。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
かつて保護観察所長をしていた思想検事の長谷川劉が、現在最高裁判所のメムバーであって、さきごろ、柔道家であり、漫談家、作家である石黒敬七、富田常雄などと会談して、ペン・ワン・クラブというものをつくることを提案している。
— 宮本百合子 『あとがき(『宮本百合子選集』第十一巻)』 青空文庫
私は、その和やかな表情に心持ち微笑を湛えている洋服を着た紳士が、私の学生時代、豪放な態度で街をのし歩いていた柔道家の中野正剛と同一人物だとは想像もしなかった。
— ――主観的な覚え書き 『叛骨・中野正剛』 青空文庫
もと、サーカスのアクロバットの藝人、その後、柔道家になり、拳鬪選手もやつたことがあると言つていたが、私と附き合つていた頃は、バクチを打つて歩いているようだつた。
— 三好十郎 『肌の匂い』 青空文庫
午後になって、事件以来蘭子の劇場への送り迎えを命ぜられている熊井という柔道家の若い事務員がやってきた。
— 江戸川乱歩 『人間豹』 青空文庫
作例 · 標準
彼は有名な柔道家として知られ、引退後は後進の指導に当たっている。
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その柔道家は、力だけでなく礼儀を重んじる精神を弟子たちに説いた。
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海外の柔道家たちが日本にやってきて、講道館で稽古に励んでいる。
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ウィキペディア
柔道家(じゅうどうか)とは、柔道を行う人(競技者)および生業としている者のこと。また、既に引退した人物(とりわけ師範など)の呼称としても用いられる。
出典: 柔道家 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0