内交渉
うちこうしょう異読 ないこうしょう
名詞
標準
preliminary negotiations
文例 · 用例
こういう裏面の動きをまったく知らない吉田首相は私の辞任申し出に当惑して、一時は元司法大臣の小原直氏に後任の内交渉をしてみたが、誰しもこんな割のわるい役目を引き受ける者はない。
— 犬養健 『“指揮権発動”を書かざるの記』 青空文庫
もし、金と知行等で交換ができるものならば、何とでも内交渉を進めることを辞さない家が、いくらもありそうなことになっている。
— 不破の関の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
それでは藩の面目にかかわるので、借財の三分の二を重職から要屋へ支払って、訴訟をとりさげにするようにという内交渉をした。
— 山本周五郎 『改訂御定法』 青空文庫
安国寺恵瓊 和議の内交渉について、その日の昼、何度目かの会見を試みたが、やはり何の緒も見られずに、空しく別れたばかりの蜂須賀彦右衛門から、急にかさねて、(――さっそくに会いたい。
— 第八分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
例句