雪煙
ゆきけむり
名詞
標準
spray of snow (smoke-like)
文例 · 用例
高うして吹雪すらしか、かすかにも雪煙り立ち、その煙絶えずなびけり。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
高うして吹雪すらしか、かすかにも雪煙立ち、その煙絶えずなびけり。
— ――長歌体詩篇二十一―― 『観想の時』 青空文庫
雪煙りかと思って堀部君は眼を据えてきっと見つめていたが、それが煙りかまぼろしか、その正体をたしかめることが出来なかった。
— 岡本綺堂 『雪女』 青空文庫
時々、雪煙が、パツ/\と上つた。
— 小林多喜二 『防雪林』 青空文庫
二十二日 雪後晴 滞在 午後雪がやんで常念や大喰が雪煙を上げている。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
風が少し出てきて天狗平の尾根は小さい雪煙を上げている。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
根元へ斧を入れられた樹は先ず頭から振れ出し、細かい雪煙をたてて四辺の下枝を折りながら倒れる。
— 宮本百合子 『ズラかった信吉』 青空文庫
と思ったとき氷塊を飛ばし、どっと、雲のような雪煙があがったのである。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
作例 · 標準
強風で巻き上げられた雪煙が、あたり一面を白く覆った。
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スキーヤーが雪煙を上げて、ゲレンデを滑り降りていく。
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雪煙の向こうに、うっすらと山の稜線が見えた。
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