女臭い
おんなくさい
形容詞
標準
smelling of woman
文例 · 用例
私はまだ、どこか灰汁抜けしない女臭いところがあるのかと、自分を顧みまして、努めようとしましたが、もうわけが分りません。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
そうかといって、他の女はもっと女臭いものが、より多くあるような気がして女がふつふつ嫌であった。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
「今までの話、僕はあなたにお目にかかってどうしても聞いて頂き度くなったのですが、これをあの娘に直接話したら……」だんだん判って来たのだが元来あの娘には、そういった女臭いところが比較的少ない。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
女臭いところの嫌ひな自分の傍にゐる女が一層枯木の姿になるのはさつぱりするからだつた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
どうやらあの娘は、ついこの頃どこかの寄宿学校か国立女学院を卒業したばかりらしく、まだどこにも、いわゆる女臭いところ、つまり、女性としての最も不快なところがないから好いのだ。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
夜具もすつかりかたづいて、ただ何となく女臭いいきれの漂つてゐるのが名殘だつた。
— 水上滝太郎 『大阪の宿』 青空文庫
姫君・屋敷ものから、町娘に至るまで、男知らぬ筈に書かれた娘でも、皆男臭く、女臭い。
— ――中村魁車を誄す―― 『街衢の戦死者』 青空文庫
だから二十女、時としては三十女に近い、女臭い女が舞台上の娘であることが多かつた。
— ――中村魁車を誄す―― 『街衢の戦死者』 青空文庫
標準
womanly