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荏の油

えのあぶら異読 えのゆ
名詞
1
標準
perilla oil
文例 · 用例
最も著しいのは、京都の山崎の八幡宮であつて、朝廷の由緒の深い所で、八幡樣にお燈明を上げるが、燈明には荏の油を使ふのである。
竹越與三郎 日本の眞の姿 青空文庫
荏の油は何處から出るかと言ふと、播磨の國から出る。
竹越與三郎 日本の眞の姿 青空文庫
播磨の國から荏の油を取寄せて、山崎の神樣にお燈明を上げるのである。
竹越與三郎 日本の眞の姿 青空文庫
そこで其中に經濟論が出て來て、其頃淀川を上る舟から税を取りましたが、荏の油は神樣へ捧げる油であるから税を取ることはならぬ、一切自由と云ふことを要求して、是は又權力者が之を認めたのです。
竹越與三郎 日本の眞の姿 青空文庫
町人となると此荏の油の特許權は山崎の神主が持つて居るのであるから、神主の體から出た子供の體にも特許權がある筈だと云ふので、京都へばら/\散つて居る其神主の子供の體に荏の油の特許權がついて、京都に於ては此座の外は油を賣ることはならぬことになつた。
竹越與三郎 日本の眞の姿 青空文庫
エゴマ(荏)はそのタネから搾った油を荏の油と称し、合羽、傘などに使用し、また食料とすることもある。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
作例 · 標準
昔は、この地域で採れた荏の油を灯明に使う家が多かった。
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料理に荏の油を少量加えると、独特の風味が生まれる。
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伝統工芸品の木材保護に、荏の油が使われることがある。
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