暦本
れきほん
名詞
標準
books related to the calendar
文例 · 用例
このナギヌルの訓は従来からそうであるが、嘉暦本にはイマゾユキヌルと訓んでいる。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
その暦本を降谷内匠が板行して、江戸・会津・三島・山田・奈良の五箇所へ下し、五箇所の暦師がさらにそれを板行したとある。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
暦本の頒布もまだ十分でなかった時代から、掛軸や壁に貼るような絵像だけは、需要があったと見えて遠い田舎までも配られていた。
— 柳田国男 『年中行事覚書』 青空文庫
暦が字で書き印刷した本になり、どこの家庭でも見られるようになったのは至って新しいことで、もとはその暦本の数も少なく、こしらえる処が遠くに在って持って来る方法もなく、それに第一読める人が少なかった。
— 柳田国男 『年中行事覚書』 青空文庫
そうも想像せられる一つの根拠は、いよいよ暦本が弘く国内に行き渡り、これを読解く者が辺土の村里にも出てくるようになると、かつては農家の新嘗に属したかと思わるる幾つかの行事が、転じて彼らの正月慣例の、容易に省略し難いものを構成している。
— 柳田国男 『海上の道』 青空文庫
作例 · 標準
お正月に初詣に行った帰り、神社の社務所で今年の運勢が書かれた暦本を買ってきた。
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祖父の書斎の棚には、ボロボロになるまで読み込まれた古い農事用の暦本が何冊も並んでいる。
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その出版社は、毎年秋になると様々な種類のデザインの暦本を一斉に書店に並べる。
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