客将
かくしょう
名詞
標準
文例 · 用例
客将漱石は西洋文学と漢詩の素養に立脚して新しきレトリックの天地を俳句に求めんとした。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
城将桃井兵庫、客将一色|何某は打って取られ、城は遊佐河内守等の拠るところとなった。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
あまつさえ後藤宙外は早稲田を出ると紅葉|幕下に参じ、硯友社の客将として主宰する『新著月刊』を硯友社の新版図に献じた。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
殖産に不適当なる人物なれば、いかなる卓識の先生も、いかなる専門芸能の学士も、碁客将棋師に等しくして、とても一家の富を起すに足らず。
— 福沢諭吉 『慶応義塾学生諸氏に告ぐ』 青空文庫
この頃、苗木の城中では、客将組が集まって(浪人組とも云っていたが)百物語が行われていた。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
すると鏈鎌の名人として、客将の間に名を知られた飛鳥左近吾という大兵の男が、四辺をジロリと見廻わしながら、「どうじゃな各自、中津川の城下で、近頃こういう噂があるが、耳にしたことがござるかな?
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
」 それを聞くや否や客将輩は、総立ちのように立ち上がった。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
さあさあ新婚で参られよ」 客将達は手を拍ってこの人選を喝采した。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
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客将(きゃくしょう、かくしょう)は、客分として待遇される武将のこと。主従関係を結んではおらず、家臣(家来)とは異なる。
出典: 客将 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0