色形
いろかたち
名詞
標準
文例 · 用例
毎に油を以て拭い、黒色形を為し、莫訶歌羅(マハーカーラ、大神王の義)という。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
しかし仮に主客相互の作用に由って現象が生ずるものとしても、色形などいう如き知識の内容も、主観的と見れば主観的である、個人的と見れば個人的である。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
マンゴスチンと申す茄子の如き色形せるもの、皮やむくべき、甘き汁を吸ふ事やすると惑ひ居り候ひしに、鈴木の来りて、二つに竪に割りて中子を匙にて食へと教へ申し候。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
殊に「御言葉の御聖徳により、ぱんと酒の色形は変らずといえども、その正体はおん主の御血肉となり変る」尊いさがらめんとを信じている。
— 芥川龍之介 『おぎん』 青空文庫
ここで観察したような尿の暗色増加は Baumann と Brieger が最初に指摘したようにインドキシル硫酸(*インジカン)の多い尿で観察されるのは稀でなく、多分この病態において最初に気がつく色形成に関与しているのであろう。
— THE INCIDENCE OF ALKAPTONURIA 『アルカプトン尿の発現』 青空文庫