お三方
おさんかた
名詞
標準
three people
文例 · 用例
伊弉諾神はこのお三方をご覧になって、「わしもこれまでいくたりも子供を生んだが、とうとうしまいに、一等よい子供を生んだ」と、それはそれは大喜びををなさいまして、さっそく玉の首飾りをおはずしになって、それをさらさらとゆり鳴らしながら、天照大神におあげになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
その中で伊邪本別、水歯別、若子宿禰のお三方がつぎつぎに天皇のお位におのぼりになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
久子――あとのお三方がひどく吃驚して慄えていらっしゃるのを見て、妾どもの計画がすっかりうまく行ったと内心に喜んでいましたところが、そのうちにむこうの男に注意されて気がつくと、どうもうちの声とはちがうのです。
— 平林初之輔 『探偵戯曲 仮面の男』 青空文庫
なれども、ただ一つお三方のお嬢さまがたにみだらな指一本触れさせませなんだことだけは、どうぞおほめくだされませ。
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
そして窓から二尺ばかり離れて細工台が置かれ、その上には色々の瓶や細工道具がぎっしり置きならべられ、なお三方の壁には棚がつけてあって、その上にも、色々の瓶や化学器械がいっぱい置きならべてありました。
— 小酒井不木 『暗夜の格闘』 青空文庫
今のは勝負なしにすんだので、又、四五|人のお役人が、大きなお三方に何か載せて、その上に厚い布をかけて運んで来ました。
— 楠山正雄 『葛の葉狐』 青空文庫
お三方の上にお載せになったのは、みかん十五です。
— 楠山正雄 『葛の葉狐』 青空文庫
そこでそっと物を換える術を使って、お三方の中の品物を素早く換えてしまいました。
— 楠山正雄 『葛の葉狐』 青空文庫
作例 · 標準
お三方という言葉は、様々な文脈で用いられる重要な表現である。
彼はお三方の意味について深く理解していた。
お三方を正しく使用することで、より自然な日本語の表現ができる。
この文献ではお三方という概念が中核的な役割を果たしている。