庭木戸
にわきど
名詞
標準
garden gate
文例 · 用例
これは花鳥が考え出したのだそうです」「そこで花鳥がお節の替玉になったんですね」「花鳥はお節の手引きで庭木戸から忍び込んで、人の見ないところで二人の着物を取り換えたんです。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
かけて二分もしたかと思うと、庭木戸がすうとあいた。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
――勝太郎が庭木戸から入って来たら、他の子供たちがついて来たので、「そんなところから来ちゃいけない」と云うと、中の一人がついたらしい。
— 宮本百合子 『一九二五年より一九二七年一月まで』 青空文庫
「入るにしても、余程巧者な泥助だ」と思いながら彼方此方歩いて居ると、じきに三十形恰の人のよさそうな巡査が庭木戸の方から入って来た。
— 宮本百合子 『盗難』 青空文庫
眠うなるまではここにいて、相手してくれやらぬか」「はい」 逃げ出そうとすれば庭木戸の傍に母親が隠れて頑張っている筈。
— 江見水蔭 『備前天一坊』 青空文庫
フト気がつくと、窓の下の横通りに面した庭木戸が二寸計り開いていて、屋根を離れた朝日が戸の隙間を赤くしていた。
— 松本泰 『日蔭の街』 青空文庫
「裏の庭木戸が、昨朝も今朝も開いていたようですが、差支えないのですか」いくらか気掛りだったので次手に訊いて見た。
— 松本泰 『日蔭の街』 青空文庫
さあ、こちらへ来い」 と、闇太郎を伴れて、玄関から、庭木戸を潜って、奥庭に面した座敷の、廊下外に導いた。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
作例 · 標準
古い庭木戸は、趣があって美しい。
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庭木戸を開けて、客人が家に入ってきた。
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庭木戸の向こうから、子供たちの声が聞こえる。
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