異観
いかん
名詞頻度ランク #7906 · 青空 6 例
標準
extraordinary sight
文例 · 用例
それから古ローマのネロ帝は荒淫傑出だったが、かつて揃いも揃って半男女の馬ばかり選り集めてその車を牽かしめ、異観に誇った(プリニウスの『博物志』十一巻百九章)。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
太祇蕪村|召波几董らを学びし結果は啻に新趣味を加へたるのみならず言ひ廻しに自在を得て複雑なる事物を能く料理するに至り、従ひてこれまで捨てて取らざりし人事を好んで材料と為すの異観を呈せり。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
そこからは遙かにコロラド大峡谷の異観が望見された。
— 海野十三 『火星探険』 青空文庫
差異観は平等観によつてのみ明白にされるのである。
— 石川三四郎 『社会的分業論』 青空文庫
町家の中でこれを見ると、魁偉であり、異観であったが、然し、頭抜けて美しいことが分るのだった。
— 坂口安吾 『日本文化私観』 青空文庫
裁きの白洲は、俄然、前代未聞な異観を呈した。
— 吉川英治 『大岡越前』 青空文庫
」きっとそうだと思いながらも、そうあらわに質問して、これはいかんと狼狽した。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
」「喧嘩をしちゃいかん。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
作例 · 標準
富士山頂で見たブロッケン現象は、まさに異観だった。
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その現代アート作品は、会場に訪れる人々の目を引く異観を呈していた。
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高層ビル群の合間に突如現れる古い木造家屋は、都市の異観として目を惹く。
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異国の市場で見かける珍しい食材や風習は、旅行者にとって異観に満ちている。
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