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ふくれっ面

ふくれっつら
名詞
1
標準
sulky look (often with puffed cheeks)
文例 · 用例
たとえば家出して船乗りになった一人むすこからの最初の手紙が届いたときに、友だちの手前わざとふくれっ面をして見せたり、居間へ引っ込んでからあわててその手紙を読もうとしてめがねを落として割ったりする場面の彼一流の細かい芸は、臭みもあるかもしれないがやはりこの人らしい妙味はあるであろう。
寺田寅彦 映画雑感(4) 青空文庫
まあどうぞこちらへ……」 女房は急にふくれっ面をやわらげて、しきりに内へ招じ入れようとするのを、七兵衛は手を振って断わった。
槍突き 半七捕物帳 青空文庫
「チーフメートは来たかい」「まだだよ」藤原は、まるでそれが波田のせいでありでもするかのように、ふくれっ面をもって、答えた。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
夕方になって、三上は、ふくれっ面をしてボースンと共に、また帰って来て、船長に、子細を告げた。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
慶一は、高志がなぜ、二〇秒かそこらのカットにこだわるのか、まったく理解できず、ふくれっ面で撮影につきあった。
第1章 ローラーコースター、1966年 45回転の夏 青空文庫
」 するとおばあさんは急にまたふくれっ面をして、「ばかなおじいさん。
楠山正雄 舌切りすずめ 青空文庫
かえりに区役所前の古道具屋で、青磁の香炉を一つ見つけて、いくらだと云ったら、色眼鏡をかけた亭主が開闢以来のふくれっ面をして、こちらは十円と云った。
芥川龍之介 田端日記 青空文庫
誰がそんなふくれっ面の香炉を買うものか。
芥川龍之介 田端日記 青空文庫
作例 · 標準
彼女は欲しかったおもちゃを買ってもらえず、ふくれっ面になった。
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子供がふくれっ面で部屋の隅に座っていた。
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「もう、やだ!」とふくれっ面で彼に言った。
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