へたへた
へたへた
副詞副詞-と
標準
falling down
文例 · 用例
夜光虫は私たちに一言の挨拶もせず、溶けて崩れるようにへたへたと部屋の隅に寝そべった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
へたへたと最敬禮なんかして、上品もくそもあつたものぢやない。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
おれたちの仕事はな、地殻の底の底で、とけてとけて、まるでへたへたになった岩漿や、上から押しつけられて古綿のやうにちぢまった蒸気やらを取って来て、いざといふ瞬間には大きな黒い山の塊を、まるで粉々に引き裂いて飛び出す。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
おれたちの仕事はな、地殻の底の底で、とけてとけて、まるでへたへたになった岩漿や、上から押しつけられて古綿のようにちぢまった蒸気やらを取って来て、いざという瞬間には大きな黒い山の塊を、まるで粉々に引き裂いて飛び出す。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
せわしく深く気息をついて、体はつかれ切ったようにゆるんでへたへたになっていました。
— 有島武郎 『溺れかけた兄妹』 青空文庫
伝吾は扉の敷居口に、へたへたと腰を抜くと、羆の筒袖の前脚めいたやつを、もさりと支いて、土下座して、「途惑をいたしまして。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
みんなあんまり一生けん命だったので、汗がからだ中チクチクチクチク出て、からだはまるでへたへた風のようになり、世界はほとんどまっくらに見えました。
— 宮沢賢治 『カイロ団長』 青空文庫
その股立が、きょろッとして、それが、慌てて頬被を取ると、へたへたと叩頭をしました。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
作例 · 標準
合格発表の掲示板に自分の番号を見つけた瞬間、安心感からへたへたとその場に座り込んだ。
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マラソンを完走した直後、足の力が抜けてゴールラインでへたへたと崩れ落ちた。
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悪い知らせを聞いた母は、ショックのあまり廊下でへたへたとしゃがみ込んでしまった。
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