ギニョール
ギニョール異読 ギニョル
名詞
標準
hand puppet
文例 · 用例
そうして、結城孫三郎やダークのマリオネット、ないしはギニョールのパンチとジュデーなどに対する独特の地位を全然喪失してしまうことは明白である。
— 寺田寅彦 『生ける人形』 青空文庫
――パリのグラン・ギニョールを見たか?
— 宮本百合子 『ソヴェトの芝居』 青空文庫
俺の新発明の見世物だがね……グラン・ギニョールの上手を行く興行だ。
— 夢野久作 『二重心臓』 青空文庫
」 ※レリー 巴里シャン・ゼリゼェの林のなかに二つの小屋があって、今でも日曜祭日毎に昔ながらのギニョール、手套式の人形芝居が学校や家庭から解放された子供達を喜ばせて居る。
— 竹内勝太郎 『人形芝居に関するノオト』 青空文庫
少年ゲーテが故郷フランクフルトで旅廻りの人形芝居を見た印象から、後年あの大作「ファウスト」を書いたように、此の巴里のギニョールも沢山の仏蘭西少年の心のなかに、人類の至宝ともなるべき大きな夢を今現に育てつつあるのかも知れない。
— 竹内勝太郎 『人形芝居に関するノオト』 青空文庫
仮面は、能の面とは似てもつかぬ、ギニョール風の頭からかぶるグロテスクな面でした。
— 岸田國士 『あるニュウ・フェイスへの手紙』 青空文庫
あたしが……」「ノン」「そいじゃ、これからギニョールの始まりだ。
— 八人の小悪魔 『ノンシャラン道中記』 青空文庫
ほら、右手がギニョール、左手がキャヌウズなの。
— 八人の小悪魔 『ノンシャラン道中記』 青空文庫