使い歩き
つかいあるき
名詞
標準
running errands
文例 · 用例
二人前出来ないことは、たった一つ、使い歩きだけで、いっぺんに、西へ行ったり、東へ行ったりすることが出来ないから……と言われたほどの働き手だった。
— 佐左木俊郎 『駈落』 青空文庫
」 この男もやはり無政府主義者で、もとは機械工だったんだが戦争で手を負傷して、今は何やかやの使い歩きをして食っているのだった。
— 大杉栄 『日本脱出記』 青空文庫
近所にやはり六十を越したひとりもののお婆さんがあって、その年よりは他家の使い歩きをしたり、物を運んだり、山へ行ってきのこをとって売ったりして、ひとりの生計を立てている。
— 宮本百合子 『私の感想』 青空文庫
十三、四迄は使い歩きにこきつかわれた。
— 地に潜むもの 『地上』 青空文庫
「ほんまに横着な、蛙の面に水とは、このことや」 しかしたつは使い歩きは素晴しく早い。
— 外村繁 『澪標』 青空文庫
叔父は東京にいる方が多いばかりか、僕は書生代りに朝から晩まで使い歩きをさせられるだけなのです。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
雪解の日は、更に使い歩きが辛いのでした。
— A LITTLE PRINCESS 『小公女』 青空文庫
しかれども、もし彼らにして初めからこの資格などに重きをおかず、他の小僧や番頭連とともに店の掃除より使い歩き、または車をひいて配達するという下働きにも心から甘んじて従事する決心を持ち、根底から修養を仕直しするの覚悟があるならば、その人は必ず他日成功するに相違ないのである。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
作例 · 標準
「ちょっとそこまで使い歩きで、牛乳を買ってきてくれる?」
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彼女は、近所の店に使い歩きをするのが得意で、いつも頼まれていた。
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子供たちは、お小遣い稼ぎのために、日頃から使い歩きをしていた。
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