午年
うまどし
名詞
標準
year of the Horse
文例 · 用例
天明六、丙午年は、不思議に元日も丙午で此の年、皆虧の蝕があつた。
— 泉鏡太郎 『間引菜』 青空文庫
これについて、何かいわれのございましたことか、一々女の名と、亥年、午年、幾歳、幾歳、年齢とが彫りつけてございましてな、何時の世にか、諸国の婦人たちが、挙って、心願を籠めたものでございましょう。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
午年ゃ景気がぴんぴんはねるというからね、さぞやおひざもともたいした景気だろうと思って、起きぬけに、ちょッくらとばかりないしょでいってみるてえと、――これがどうです。
— 七七の橙 『右門捕物帖』 青空文庫
それは安政五年――午年のことでございます。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
安政午年――御承知の通り、大コロリの流行った怖ろしい年でございました。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
加賀屋の嫁のお元は弘化二年|巳年の生まれと云っているが、実は弘化三年|午年の生まれであるとお鉄は初めてその秘密を明かした。
— 松茸 『半七捕物帳』 青空文庫
単に午年ならば仔細はないが、弘化三年は丙午であった。
— 松茸 『半七捕物帳』 青空文庫
さりとて余りに身分違いの家と縁組するわけにもいかないので、親たちから土地の庄屋にたのんで、人別帳をうまく取りつくろって、午年の娘を巳年の生まれと書き直して貰って置いた。
— 松茸 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
例句