使いにやる
つかいにやる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to send a person on an errand
文例 · 用例
「それも尾行を使いにやるんですね。
— 大杉栄 『日本脱出記』 青空文庫
またある時、日本の国からシナの国へ、小野妹子という人をお使いにやることになりました。
— 楠山正雄 『夢殿』 青空文庫
「キヨさんを使いにやるのなら、アレが済んでからにしてはどうかネ」 この貞雄の言葉には、妾はすっかり興を醒ましてしまった。
— 海野十三 『三人の双生児』 青空文庫
その中には、老人もあれば、若い女などもあったが、日が暮れても、まだ仕事の手を放さない、ほんとうに一|刻をも争うその日かせぎの人々は、子供を使いにやるのでした。
— 小川未明 『火を点ず』 青空文庫
今度はダイナがあたくしをお使いにやるんじゃなくって?
— ALICE'S ADVENTURES UNDER GROUND 『アリスの地底めぐり』 青空文庫
小僧は高等小学卒業したのを直ぐ連れて来て、いま二十二になるのですが、時々私が油断をすると、売上げをごまかすこともあるし、また使いにやると、三十分の所を二時間も二時間半もかかるし、私が店にいてお客さんが来ると、おかみさんが出たらいいだろうというような顔をしてぐずぐずしている。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
ドミトリイがおまえを使いにやるわけは、きっとあの女に……その……なんだよ……いや、つまりひとくちに言えば、『よろしく言って』ほしいからなのさ」「兄さん!
— 上 『カラマゾフの兄弟』 青空文庫
――渡辺は加波山からうまく逃げ、いまは江戸へ来て、浅草の裏町に隠れている、花田ら一味に跟け覘われているため、自分は外へ出ることができない、それでこの者を使いにやるから、必要な事があったら今後はこの者に申しつけてもらいたい。
— 山本周五郎 『風流太平記』 青空文庫
作例 · 標準
書付を持たせて、丁稚を取引先へ使いにやった。
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隣の家へ醤油を借りるよう、子供を使いにやる。
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急ぎの用だったので、一番足の速い者を使いにやった。
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