生き神
いきがみ
名詞
標準
living god
文例 · 用例
まこと本場の悪人は、不思議や、生き神、生き仏、良心あって、しっかりもの。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
叔母は、てんしさまがお隱れになつたのだ、と私に教へて、生き神樣、と言ひ添へた。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
『深夜の市長』といえば、深夜のT市に蠢いている人たちから、生き神さまのように尊敬されている徳望の主ではないか。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
16 深夜のT市に棲息する夥しい人々から、まるで生き神様のように敬愛されている「深夜の市長」のことを、呼びようもあろうに大悪魔と罵って悔いない人間があろうとは、全く意外中の意外であった。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
生き神とか現つ神とか言ふ語は、琉球の巫女の上でこそ、始めて言ふ事が出来る様に見える。
— 折口信夫 『琉球の宗教』 青空文庫
天使と担がれた天草四郎は、伝説の中の生き神様になるだけの天質があつたのだ。
— 坂口安吾 『島原の乱雑記』 青空文庫
生き神様はこうなるものかと大巻先生は童貞のダライラマを思いうかべたりしたほどだった。
— 坂口安吾 『神サマを生んだ人々』 青空文庫
フシギや日増しに力もつき、心気とみに冴えて、血色もよくなったから、玉乃はたちまち志呂足を生き神様と狂信するに至った。
— その七 石の下 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
作例 · 標準
その古代文明では、王は民衆から生き神として崇拝されていた。
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彼女の料理の腕前は、まさに生き神のようだと賞賛された。
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あのプログラマーは、我々のチームにとって生き神のような存在だ。彼がいなければプロジェクトは成り立たない。
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カリスマ的なリーダーシップで国民を魅了し、人々は彼を事実上の生き神と見なしていた。
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