文徳実録
もんとくじつろく
名詞
標準
Montoku Jitsuroku (fifth of the six classical Japanese history texts)
文例 · 用例
文徳実録に見える席田郡の妖巫の、その霊|転行して心を心の二字が祇尼法らしいから、随分と索隠行怪の徒には輾転伝受されていたのだろうと思われる。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
すなわちこの間違の起りは文徳天皇御一代の歴史を書き集めた『文徳実録』の著者が一つの因縁話を仕組みホウコとハハコと音相近きを以て本来のホウコグサをモジッテ母子草としたのが始まりである。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
ゆえによく諸書に母子草の名は『文徳実録』からダと書いてある。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
もしもこの名が昔からの本来のものであれば何も特に『文徳実録』を引き合いに出す必要は少しも無いじゃないか。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
磐梯山 磐梯山は古名を石椅山というた、それは石椅の神として崇められていたからで、『文徳実録』の斉衡二年正月の条に己酉。
— 木暮理太郎 『二、三の山名について』 青空文庫
とし、又『文徳実録』の嘉祥三年五月の条にも故老相伝、伊予国神野郡、昔有高僧名灼然、称為聖人、有弟子名上仙、住止山頂、精進練行過於灼然、諸鬼神等皆随頤指。
— 木暮理太郎 『二、三の山名について』 青空文庫
とあり、又『文徳実録』の嘉祥三年五月の条にも、故老相伝ふ、伊予国神野郡に、昔高僧あり灼然と名づく、称して聖人となす、弟子に上仙と名づくるあり、山頂に住止す、精進練行は灼然に過ぎ、諸の鬼神等皆頤指に従ふ。
— 木暮理太郎 『山の今昔』 青空文庫
昔は草餅をこしらえるには、みなホウコグサ(ホーコグサ)[ハハコグサすなわち母子草の名は実はこの草本来の名ではなく、これは昔『文徳実録』という書物の著者が、よい加減な作り話をその書物の中へ書いたので、それがもとでこの名がその時から生じた。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
作例 · 標準
「文徳実録」には、文徳天皇の治世に関する詳細な記録が記されている。
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日本の六国史の一つである「文徳実録」は、歴史研究において貴重な資料となっている。
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彼は、「文徳実録」を読み解き、当時の政治状況を分析した。
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