顔ぶれ
かおぶれ
名詞頻度ランク #17234 · 青空 269 例
標準
personnel
文例 · 用例
さあどんな顔ぶれだか、一つ見てやろうじゃないか。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
僕には、党員の増減や、幹部の顔ぶれよりも、ひとりの人間の心の間隙のほうが気になるのです。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
長唄連中は、勿体ないような顔ぶれである。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
発表文を読んでいて「ありゃりゃ」と驚かされたのは、役員の顔ぶれだ。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
」 D「重苦しい顔ぶれだな。
— 牧野信一 『新興芸術派に就いての雑談』 青空文庫
旺玄社評では、上野山、岩井の二作家を二人の問題作家として採りあげたから、こゝでは余り顔ぶれを挙げない。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
しかし従軍作家の顔ぶれを見ると、消費文学の作家丹羽文雄氏のやうな、又それと類型の作家が参加してゐるのは、自ら戦地お土産の如何なるものであるかといふことは大体想像がつく。
— 大波小波 『小熊秀雄全集-20』 青空文庫
七競馬のア抽障碍のように、最初の感じでは平凡な顔ぶれだと思って、馬券を休む気になって、レースだけを見物していると思いがけなく大穴が飛出したりする。
— 菊池寛 『競馬の一日に就いて』 青空文庫
作例 · 標準
プロ野球の春季キャンプに参加する一軍メンバーの顔ぶれが発表され、ドラフト1位の新人や怪我から復帰したベテランが名を連ねる層の厚い陣容となった。
首相官邸で組閣名簿が読み上げられると、初入閣が閣僚の半数を超えるという刷新感のある顔ぶれに、詰めかけた報道陣の間で一斉にフラッシュが焚かれた。
「今年の同窓会は、中学時代のサッカー部員がほぼ全員集まるみたいだよ」という連絡通り、会場には卒業から二十年が経っても変わらぬ懐かしい顔ぶれが揃った。
東京・上野の東京都美術館で開催される特別展のシンポジウムには、世界的に著名な建築家やキュレーターたちが顔ぶれを連ね、デザインの未来について熱い議論が交わされた。
標準
announcement of next day's match-ups
作例 · 標準
東京都墨田区の両国国技館で開催される大相撲の本場所では、結びの一番の後に呼び出しが扇子を広げて明日の「顔ぶれ」を読み上げ、観客は明日の好カードに期待を膨らませて席を立つ。
「明日の顔ぶれは、今場所一番の激戦になるに違いない」と、記者室に張り出された翌日の対戦表を見つめながら、相撲担当のベテラン記者が力強く頷いた。
江戸時代の芝居小屋の入り口には、翌日の演目と主役級の役者名を記した「顔ぶれ」が掲げられ、それを見た町人たちはひいきの役者の出番を確認しては一喜一憂していた。
台東区浅草の寄席では、その日の興行が終わりに近づくと翌日の「顔ぶれ」が看板に示され、熱心な落語ファンたちは誰がトリを務めるのかを熱心に確かめ合っている。