抱卵
ほうらん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
incubation
文例 · 用例
また六、七寸の大きなものの鱗を去り抱卵を捨てないように腸を出して、塩焼きにすると、これも素敵においしい。
— 佐藤垢石 『釣った魚の味』 青空文庫
肉の量は薄く抱卵は腹に一杯であった。
— 佐藤垢石 『姫柚子の讃』 青空文庫
抱卵した鰍は、流れの強い底石の、それが矢倉に組んである石の天井を捜して、卵を産みつけるのである。
— 佐藤垢石 『鰍の卵について』 青空文庫
山女魚は、秋から冬にかけて産卵するとばかり思っていたのに、初夏に至るまで抱卵しているのは妙だ。
— 佐藤垢石 『莢豌豆の虫』 青空文庫
かの“鑁阿寺の置文”は、彼の初心を目ざめさせたものであったが、鎌倉在住このかたの頼朝崇拝は、いよいよその大望の抱卵に、翼やら嘴などの、生き物としての形をそなえさせて来たものといっていい。
— みなかみ帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
親鳥は卵を抱卵し、ひなが孵る日をじっと待っている。
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抱卵中のメス鳥は、警戒心が強く、巣に近づくものを威嚇する。
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「見て、あの鳥、抱卵してる!」と子供が指をさした。
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