運動員
うんどういん
名詞
標準
campaigner
文例 · 用例
その日が来ると羽織袴の、揃つて粗雑な顔をした運動員達が道場の内や外を迂路ついてゐるのが見られた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
達沢は嬉しげにたゞニタニタしてゐたが、ヒヨイと顔を外向けると真面目くさつて、一人の若い運動員に必要もなさゝうなことを云付けてゐた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
柳下杉十郎が再度村会へ乗出さうといふ計画で、法螺忠やスツポンが運動員を申出たものらしかつた。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
柳下杉十郎が再度村会へ乗出そうという計画で、法螺忠やスッポンが運動員を申出たものらしかった。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
彼の父は、たつた一辺何の迷ひであつたか、村会だつたか、県会だつたかの議員候補にたつて(それは、おそらく普段の言説とうらはらの業である)夢中になり、多くの運動員を集めた、その夢中さ加減が余り夥しくて、(如何にコスモポリタンでなきことよ!
— 牧野信一 『貧しき日録』 青空文庫
)この運動員が夫々投票したゞけでも「もう占めたものだ、万歳だ。
— 牧野信一 『貧しき日録』 青空文庫
演説会のビラが電信柱や辻々にはりだされ、家々は運動員の応接にせわしく、料理屋には同志会専属のものと立憲党専属のものとができた。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
すると三高は候補者のタスキをはずし、運動員にかこまれて、花見の人群れへ戻ってきた。
— 坂口安吾 『選挙殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
例句