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抜二

ぬけに
名詞
1
標準
文例 · 用例
これを上氷瀬という、バロメートルを見ると、実に海抜二千三百|米突、あまり高過ぎるから多分狂っているのであろう。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
抜二千四百五十米、寒暖計六十二度、ここで大宮口の旧道と、一つになるのだと強力はいう。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
抜二千尺、山峡を流るる川は、吹雪の唸りと声を合せて、泡を噛んでいた。
葉山嘉樹 坑夫の子 青空文庫
抜二百メートルくらいの山脈をへだてて三里もさきの海浜を轟かす土用波の音が山を越えて響いてくるのである。
寺田寅彦 夕凪と夕風 青空文庫
抜二千九百六十六|米。
太宰治 八十八夜 青空文庫
さて只今のご論旨ではビジテリアンたるものすべからく無菌の水と岩石ぐらいを喰べて海抜二千尺以上ぐらいの高い処に生活すべしというのでありましたが、なるほど私共の中には一酸化炭素と水とから砂糖を合成する事をしきりに研究している人もあります。
宮沢賢治 ビジテリアン大祭 青空文庫
私は昨晩和歌の浦へ泊りましたが、和歌の浦へ行って見ると、さがり松だの権現様だの紀三井寺だのいろいろのものがありますが、その中に東洋第一海抜二百尺と書いたエレヴェーターが宿の裏から小高い石山の巓へ絶えず見物を上げたり下げたりしているのを見ました。
――明治四十四年八月和歌山において述―― 現代日本の開化 青空文庫
水晶山すなわち黒岳は本コースの最高峰で海抜二九七八メートルです。
加藤文太郎 単独行 青空文庫