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末生

すえなり
名詞
1
標準
fruit near end of the vine
文例 · 用例
それから桂子は、桂子がフランスを発つて来る間際まで、世紀末生残りの詩人が、まだ飽きずにこんな感じの詩を作つてゐたことを、ちよつとの間、憶ひ出してゐた。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
4 出来の悪い冬瓜の末生を見ると、じき思い出されるのは、風羅念仏の俳人惟然坊の頭である。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
さんざん考えあぐんだ末生易しい兵法ではいけないと見て、お艶の影を認め次第|飛礫の雨を降らせるようにと番頭小僧へ厳命を下しておいたが、その結果は、小石の集まる真ん中でお艶をして唯一得意の「お茶漬さらさら」をやらせるに止まり、顕の見えないことおびただしかった。
お茶漬音頭 釘抜藤吉捕物覚書 青空文庫
二十一 こういう人にありがちな場末生活を、藤井は市の西北にあたる高台の片隅で、この六七年続けて来たのである。
夏目漱石 明暗 青空文庫
が、どう思ってみても、これは本家が承知する筈のないことだし、仮に義兄から、それならお前が責任を持つか、そう云う血統のある人と結婚させて、その夫にも、行く末生れるであろう子供にも、絶対に間違いがないと云う保証が出来るかと反問されるとしたら、貞之助にしても不安にならざるを得ない。
上巻 細雪 青空文庫
君は末っ子だから、末生り瓢箪だ。
佐々木邦 勝ち運負け運 青空文庫
末生りよりも運勢が好いから、君のようにヒョロ/\していない」「これはこの間インフルエンザをやったからだ」「僕だってやっている」「君が移したんだ」「そんなことがあるものか?
佐々木邦 勝ち運負け運 青空文庫
末生りだから弱いんだ」「何だ?
佐々木邦 勝ち運負け運 青空文庫
作例 · 標準
蔓の末生になった小さなメロンだが、意外にも甘みが凝縮されていた。
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季節も終わり頃に実った末生の実を収穫して、ジャムを作ることにした。
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彼は末生の子供だったので、親からは目に入れても痛くないほど可愛がられた。
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