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幼弱

ようじゃく
形容動詞名詞
1
標準
young and weak
文例 · 用例
が、そのおどおどしている幼弱けな体に触ると、限りない愛撫の情がおのずから身内に沁みこんで来るのであった。
モーリス・ルヴェル Maurice Level 生さぬ児 青空文庫
重能彼の幼弱なるを憫み、竊に之を斎藤別当実盛に託し、実盛亦彼を東国にあらしむるの危きを察して、之を附するに中三権頭兼遠を以てしぬ。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
しかのみならず大母病気にあり、諸妹幼弱|不解事、自ら縁を破り柱を割いて炊ぐ、云々」ところで父の左衛門太郎は馬術剣術の達人で気宇人を呑む豪傑ではあったが平常賭け事や喧嘩を好んで一向家事を治めなかったので一家の会計は少い麟太郎が所理わなければならなかった。
国枝史郎 開運の鼓 青空文庫
又一方には、我々が穴師部――或は穴太部――の物語と称へてゐる所の、幼弱なる男女の貴人の、棄てられて水たまる道に仆れ死んで、転生する物語なども、彼等が行うた山の聖水の禊ぎと、関係した古物語であるのだらう。
折口信夫 日本文学の発生 青空文庫
幼弱者虐待防止案といい、欠食児童救済事業といい、このあらわれに他ありません。
小川未明 近頃感じたこと 青空文庫
年期奉公、監獄部屋、などもあるが、一等著しいのは主体の幼弱な或いは不熟練な労働力に於てであり、従って代表的にこの条件によって制約されているのは、娼妓・酌婦・芸妓・女工・女中・等の婦人労働者なのだ。
戸坂潤 現代日本の思想対立 青空文庫
酒井侯は平然と、亀千代君の幼弱を盾にとり、もっと年長の者を願い出るように、と繰り返すばかりであった。
第一部 樅ノ木は残った 青空文庫
忍の城主成田|下総守氏長も子息氏範と共に精兵五百余騎をしたがえて去り、城に残った兵はわずかに三百そこそこだった、あとは老人と幼弱者と婦人たちだけで、もちろん武器も足りなかった。
笄堀 日本婦道記 青空文庫
作例 · 標準
生まれたばかりの子猫は、まだ幼弱で目が開いていない。
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病気で体力が落ち、幼弱な状態が続いている。
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幼弱な個体は、自然界では捕食者の標的になりやすい。
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