玉作り
たまつくり
名詞
標準
文例 · 用例
玉作りが役に立たぬ玉を差上げたので、天子様がお怒りになつて、玉作りの土地をお奪ひになつた。
— 折口信夫 『国語と民俗学』 青空文庫
それで、「地得ぬ玉作り」と言ふのだと言ふやうになつてゐる。
— 折口信夫 『国語と民俗学』 青空文庫
その時、その子供と共に、お母さんの手を引張らうとして、玉の緒を引張つたら、普通なら切れないのに、玉作りが、予め、引張ると切れる様に腐らしておいたので切れてしまつた。
— 折口信夫 『国語と民俗学』 青空文庫
それで、天子様がお怒りになつて、玉作りの土地をお取上げになつた、と言ふ物語ですが、この物語とこの事とに、つながりのある部分は昔の人の空想で出来てゐる。
— 折口信夫 『国語と民俗学』 青空文庫
庭はさして廣くはありませんでしたが、その中に三和土の池を作つて、黄楊の玉作りが覗いて、青銅の鶴と龜が置いてあると言つた、まことに俗臭紛々たる凝りやうです。
— 三つの死 『錢形平次捕物控』 青空文庫
ここに天皇悔い恨みたまひて、玉作りし人どもを惡まして、その地をみな奪りたまひき。
— 校註 古事記 『古事記』 青空文庫
かれ諺に、地得ぬ玉作り六といふなり。
— 校註 古事記 『古事記』 青空文庫
六 玉作りは、土地を持たないという諺のもとだという。
— 校註 古事記 『古事記』 青空文庫