市場
いちば
名詞頻度ランク #589 · 青空 2194 例
標準
(town) market
文例 · 用例
僕は掛合い万歳は好きでない」「君は自分の手塩にかけた作品を市場にさらしたあとの突き刺されるような悲しみを知らないようだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
僕たちだけがまるはだかだ」「へんなことを言うようですけれども、君はまるはだかの野苺と着飾った市場の苺とどちらに誇りを感じます。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
登竜門というものは、ひとを市場へ一直線に送りこむ外面如菩薩の地獄の門だ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
秋も、狩獵も、市場も、もうおれの物でない。
— 太宰治 『諸君の位置』 青空文庫
兎も角も自分の子供の時にはみんな貴重な舶來物であつた品物が、ちやんと此處等のこんな見窄らしい工場で出來て綺麗なラベルなどを貼られて市場に出てくるのであらう。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
かうして日の暮れる迄働いておいて朝はもう二時頃から起きて大根の車の後押をして市場へ出るのであらう。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
市場に売り出すものは子供でなくてはならないので、一年に一度子供を親から別居させなければならない。
— 岡本かの子 『異国食餌抄』 青空文庫
千住大橋まで行って降りてはみたが、道端の古物市場の外に見るものはないので、すぐに「転向」してまた上野行に乗込み、さて車内の乗客を見渡すと、先刻行きに同乗した見覚えの顔がいくつも見つかったそうである。
— 寺田寅彦 『猫の穴掘り』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4
ウィキペディア
市場 とは、定期的に人が集まり商いを行う場所、あるいは、この市場(いちば)における取引機構に類似した社会機構の概念を指す。「市(いち)」「市庭(いちば)」とも言う。
出典: 市場 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0