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根本悪

こんぽんあく
名詞
1
標準
radical evil (in Kantianism)
文例 · 用例
第一の段階は根本悪の時代で、その中に善に傾向する素質(Anlage)はあるけれども悪の方が勝っている。
結論――自分の立場 明治哲学界の回顧 青空文庫
ここに含まれる特有な道徳問題は、単に善(或いは悪)や幸福(乃至浄福)の問題ではなくて、恩寵であり永生であり、そしてもっと大事なのは、之に直接関係のある悪(根本悪)と自由意志との問題なのである。
戸坂潤 道徳の観念 青空文庫
この根本悪に眼を覚まさせない限り、彼等はどうにもなるものではない。
下村湖人 論語物語 青空文庫
作例 · 標準
カント哲学における根本悪とは、人間の自由意志に内在する悪の傾向を指す。
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彼は、社会に蔓延する貧困と差別を根本悪として捉えていた。
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その思想家は、人間の心の奥底に潜む根本悪について深く考察した。
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