因果性
いんがせい
名詞
標準
causality
文例 · 用例
それは物の因果関係を研究するか、およそ因果性とは何かということについては反省しないのである。
— 三木清 『哲学入門』 青空文庫
因果性とか空間とか時間とかという如きものは、科学は前提するに止まっている。
— 三木清 『哲学入門』 青空文庫
ヘーゲル論理学によれば、因果性の真理は相互作用である。
— 三木清 『科学批判の課題』 青空文庫
客觀的實在世界の範疇のうち最も重要なるは實體性と因果性とである。
— 波多野精一 『時と永遠』 青空文庫
因果性は客體間の聯關意味聯關が實在的聯關に變じた場合に生ずる。
— 波多野精一 『時と永遠』 青空文庫
因果性に縛られない。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
B その問題については、例えば、ハイデッガーやヤスペルスが科学的認識の代りに不安の感情という様なものを持ち出したり、シュペングラーが因果性の代りに運命の概念を持って来ると云った様な、そういう一連の最近の生の哲学の傾向……それは一口にいえば資本主義の一般的危機の哲学的表現として規定出来るでしょう。
— 戸坂潤 『読書法』 青空文庫
因果律(因果法則)は実は因果原則乃至因果性と呼ばれる方が適切だろう。
— 戸坂潤 『科学論』 青空文庫
作例 · 標準
科学では、再現性のある因果性が非常に重視される。
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哲学者は、自由意志と決定論における因果性について深く考察した。
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行動経済学では、人間の行動における非合理的な因果性も研究対象となる。
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ウィキペディア
因果性 とは、二つの事象間における原因と結果という結びつきや、あるいは結びつきの有無や強さを問題にした概念である。日本語では「因果関係」ともいう。
出典: 因果性 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0