黒物
くろもの
名詞
標準
文例 · 用例
その理由は、雰囲気がこれに入射する太陽の輻射を通過させる程度は暗黒物体の表面から出る熱輻射を通過させる程度と同一でなく、前者よりも後者が多いからである。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
見れば、地上に黒物蜿蜒たり。
— 大町桂月 『千葉夜行記』 青空文庫
黒物の方は振り向く者がない。
— 柳宗悦 『苗代川の黒物』 青空文庫
近い鹿児島の街ですら黒物はほんのわずかよりしか扱わない。
— 柳宗悦 『苗代川の黒物』 青空文庫
今も七個の窯を擁して黒物が焼ける。
— 柳宗悦 『苗代川の黒物』 青空文庫
一方は雑器として永く続く黒物である。
— 柳宗悦 『苗代川の黒物』 青空文庫
二 これで見れば黒物こそ「古薩摩」の正系であるが、位が卑しいために今何が焼けるかを注意する者がない。
— 柳宗悦 『苗代川の黒物』 青空文庫
それならその正しい子孫である黒物を顧みないのは不思議である。
— 柳宗悦 『苗代川の黒物』 青空文庫