犢
犢
名詞
標準
文例 · 用例
親の乳も余りはりません 犢も小さい。
— 伊藤左千夫 『牛舎の日記』 青空文庫
ばり板の上に犢はすわっていて耳をふっていた。
— 伊藤左千夫 『牛舎の日記』 青空文庫
母牛はしきりにふりかえって犢の方を見ては鳴ている。
— 伊藤左千夫 『牛舎の日記』 青空文庫
寝わらを充分に敷せ犢を母牛の前へ持来らしめた。
— 伊藤左千夫 『牛舎の日記』 青空文庫
フラソコ瓶で犢に乳を飲せようとしたけれど。
— 伊藤左千夫 『牛舎の日記』 青空文庫
どうしても犢は乳を飲まない。
— 伊藤左千夫 『牛舎の日記』 青空文庫
予は猶母牛の注意を男共に示して置て寝てしまった夜明けて後男共は今暁の死犢を食料にせんことを請求してきた。
— 伊藤左千夫 『牛舎の日記』 青空文庫
組合本部の役員会がある筈なれど差支える事があって往をやめた十五日 朝根室|分娩牡犢である。
— 伊藤左千夫 『牛舎の日記』 青空文庫