瘟疫
うんえき異読 おんえき
名詞
標準
fever epidemic
文例 · 用例
それは毛巡税と云う者の住んでいた家で、五六年前に瘟疫で一家の者が死絶えて、今では住んでいる者は無いはずであるが、それでも時どき小供が出て来て東西を買うのを見たことがあるから、何人かが住んでいるだろうが、しかし、この地方には白と云う姓の者は無いと云うことであった。
— 雷峯怪蹟 『蛇性の婬』 青空文庫
それは毛巡検という者の住んでいた家で、五六年前に瘟疫で一家の者が死に絶えて、今では住んでいる者はないはずであるが、それでも時どき童子が出てきて東西を買うのを見たことがあるから、何人かが住んでいるだろうが、しかし、この地方には白という姓の者はないという事であった。
— 田中貢太郎 『雷峯塔物語』 青空文庫
生食してすこぶる旨く、その汁を搾って砂糖を和し飲めば瘟疫に特効あり。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
夏の夕暮、いぶせさや、不淨のほめき、濕熱に釀す瘟疫、瘧病の、噫、こは森か、こぶかげに將た音もなきさまながら、闇にこもれる幹と枝、尖葉、廣葉、しほたれ葉、噫、こは森か、「惡」の祕所。
— 蒲原有明 『有明集』 青空文庫
作例 · 標準
例句