煥発
かんぱつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
brilliance
文例 · 用例
畳に置かれた白々とした紙の上に、小さな宝玩は其の貴い輝きを煥発した。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
妻の田氏は魏の豪族田氏の一族中から荘子の新進学徒時代にその才気|煥発なところに打ち込んで嫁入って来たものであった。
— 岡本かの子 『荘子』 青空文庫
斯くの如く諸般の差別より観察し来れば、平民は実に徳川氏の時代に於て大に其思想を煥発したるものにして、族制的大隔離の余を受けて、或意味に於ては高等民種に対して競争の傾きを成し来れるなり。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
凡そ外交問題ほど国民の元気を煥発するものはあらざる也。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
」 さすがの夫人も、才気|煥発、恐ろしい者知らずの美和子には、ややてこずっている気味である。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
だがある一人のデザイナーの美意識が徹頭徹尾貫徹した社会に放り込まれたとして、才気煥発で人に頭を抑えられることが大嫌いなあなたは、そこで何をするのだろう。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
この理屈に拠って帰納すれば、俊秀な人なども偶然に現れた生れ付きの才能の所有者と云うよりは、俊秀な器質の遺伝、即ち不断の努力の堆積の相続者、もしくは煥発者と云う方が適当である。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
それではどんなに聡明な人でも何の得るところも無く、知識を得て啓発される(識得煥発)ということが少しも無く終ってしまう。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
作例 · 標準
彼の目の輝きは、まさに知的な煥発そのものだった。
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若い才能たちが集まり、創造的なアイデアが煥発する場となった。
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この宝石は、光を受けて七色に煥発している。
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